こんにちは、まめっこです♪
2017年、10月25日(水)から12月11日(月)まで、京都の二条城で開催されている
【アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~】へ友人と行ってきました!
京都二条城でアートアクアリウムが行われるのは、2015年以来2年ぶりだそう。
豪華絢爛!金魚が織り成す水族アートによる壮大な宴の世界
史上最大規模のアートアクアリウムが誰も見たことのない二条城を出現させる
大政奉還150年を記念した新作も初披露!引用元:アートアクアリウム公式HP
なぜ二条城?と思いますが、
最後の将軍、徳川慶喜(よしのぶ)が重臣たちを集め、
徳川幕府の終わりを告げる大政奉還が表明された場所が、この二条城なんだそうですよ~~
今年は大政奉還150周年。
歴史を大きく動かした大政奉還の舞台となった二条城で再び開催される、今回のアートアクアリウム。
私、アートアクアリウムも二条城も初めてなんですよね!
一体どんなイベントなのか?
皆さんにお伝えしたいと思います!
目次
そもそも二条城のどこでやってるの?
今回のアートアクアリウム展、二条城のどの範囲で開催されてるんでしょう?
答えはこちら!
上の図の、黄色く塗ってある部分です。
分かりますか?
拡大してみます。
黄色い部分が、アートアクアリウムで観覧できるエリアです。
せまっ!「二条城」と謳ってる割には、全体のほんの一部じゃん!
と思いましたか?
逆です。
二条城が広いのです!!(ドヤ顔)
上記のエリアは“二の丸御殿中庭”、“台所前庭”、“台所”と呼ばれる場所で、
通常は、一般非公開エリアとなっています。
そもそも二条城自体、通常は夜の時間帯は入れませんから、
今回のイベントが人気なのもうなずけます!
↓場内のイメージマップ。
入場前
私が行ったのは11月11日(土)ポッキーの日!
17:00から開場で、16:45分頃に二条城の東大手門前で待ち合わせ。
寒空の下で40分待ち…だけど並んで良かったその理由とは!?
開場15分前で、既に長蛇の列・・・!
最後尾に並ぶも、寒さと人の多さに気の遠くなる私たち。
ですが、並んで10分ほどすれば、列が大きく動いて東大手門をくぐり抜け、
二条城の中へと入ることが出来ました!
早く列に戻らなきゃ!と焦って撮ったのでぶれてます・・・(-_-;)
並んだ甲斐もある!?夕暮れ時、ライトアップされた唐門は圧巻!
寒いだけじゃなくて雨まで降ってくる始末。
幸い友人が折り畳みの傘を持っていたので入れて貰いましたが…
この時期の野外展示は、防寒対策だけじゃなく、雨対策も必須です!
寒い中並ぶのはキツイな…やっぱりもっと暗くなってから来た方が良かったかな…
そんな気持ちを一掃してくれたのが、この「唐門(からもん)」でした!
行列のすぐ横にそびえたつこの門は「唐門(からもん)」といって、国の重要文化財に指定されています。
2013年に修復を終えたそうで、元々綺麗な状態なのですが、
徐々に日が沈んでいく空間の中で、繊細な彫刻がライトアップで浮かび上がり、
その姿はまさしく豪華絢爛!
黄金色に輝いています!
間近で下から見上げると、ものすごい迫力なんですよ~~!
このようにライトアップで浮かび上がってくる唐門が見られるのは、夕暮れ時に並んだ特権です!!
トイレは必ず済ませておいてね!再入場は出来ません!
会場内にはトイレはありません。
再入場も出来ませんのでご注意ください。
というアナウンスを聞いて慌てる私たち。
冷え性のアラサー女子(アラフォー寄り)は、トイレが近いんですよ!?
順番に、列を離れて二条城のトイレへ行きました…
東大手門を入って右側の方へ行くと、トイレの建物があります。
青い点線が、実際に私たちが並んだ順路で、
黒い点線が会場内の順路になります。
緑の点線は、チケットを買う人が並んでいる行列です。
「入場待ちの人」と「チケット売り場でチケットを買う人」の2つの行列が出来ますので、
スムーズに入りたい方は、チケットは事前に入手しておくことをおススメします!
詳しいチケット情報は、アートアクアリウム公式HPで♪
注意事項の看板が!入場はもうすぐ!
フラッシュ撮影と動画はNGだけど、写真はいくらでも撮っていいなんて太っ腹!
場内作品の様子
およそ40分の待ち時間を経て、いよいよアートアクアリウム城へ!
一歩踏み込めば、幽玄で特殊な空間がそこに
五感の中で真っ先に刺激を受けたのは嗅覚でした。
和風の中にもどこかエキゾチックさが感じられるような、そんな香りが辺りを包んでいました。
次いで聴覚。
場内は無音ではなく、エレクトロニックな音楽がかかっていました。
かといってうるさい下品な感じではなく、没頭するのに最適な作業用BGMといった感じ。
そして視覚――。
暗闇に浮かび上がる色鮮やかな金魚鉢が目の前に広がって、思わず歓声が上がりました!
嗅覚・聴覚・視覚を一度に刺激され、
一気に特殊な空間へと飲み込まれました!
大政奉還150周年を記念した、今回の新作「大政奉還屏風絵図」
友人の手が入ってしまった(^_^;)
こちらが新作の、大政奉還屏風絵図。
プロジェクションマッピングの投射により、ダイナミックな動きのある屏風絵の中を泳ぐ金魚たち。
会場内には3つの「ビョウブリウム」という作品がそれぞれ別の場所に設置してあり、3つで一つの作品となっています。
これらは大政奉還の時期と、その前後の時期、というように3つの時代に分けられていて、
大政奉還がもたらした、日本の美術の移り変わりを表しているみたいです。
数々の美しいアクアリウム作品
江戸時代から伝わる伝統工芸、江戸切子の器で泳ぐ金魚たち。
キリコリウムという作品です。
江戸切子の切れ味の良いガラス細工模様と、
金魚のなめらかでゆらぎのあるシルエットが調和して、とても綺麗でした。
他にも、カレイドリウムや
江戸時代、ダイヤモンドやガラスなどのキラキラしたものを
「ギヤマン」と呼んでいたことから名付けられた、ギヤマンリウム。
プリズリウムなど、数々の幻想的な金魚たちの姿が見られました。
奥に見えるのが、二の丸御殿大広間。
15代将軍徳川慶喜が、大政奉還を発表した歴史的な部屋です!
西日本初登場!花魁を超えた、その名も「超・花魁」
アートアクアリウムには、これまで10年間主役で居続けた作品があるんです。
それが、「花魁」。
江戸の遊郭を表現した世界最大の金魚鉢の中を、1000匹もの金魚が泳いでいます。
入り乱れるように泳ぐ金魚たちは、花魁やそれを目指す女性たちを表しているそうです。
そして昨年、この花魁を超えて誕生したのが「超・花魁」。
西日本初登場です!
ものすごい迫力!!
そりゃ皆カメラ構えるよね!(笑)
この水槽には、花魁の1000匹を大きく凌ぐ、3000匹もの金魚たちが泳いでいるそうです!
江戸の遊郭といえば、華やかな世界の裏で、華やかでない魑魅魍魎とした人間の業が入り乱れる場でもあったでしょう。
所狭しと舞泳ぐ金魚が、遊郭に集まる無数の感情が凝縮されて入り乱れているかのようで・・・
もはや・・・狂気を感じますね・・・!!
この姿・・・圧巻です・・・!!
会場内のアクアリウム作品については、次に紹介する日本酒BARのところに説明が展示してあります。
読んでみると、また深い見方が出来るので面白いですよ♪
日本酒BARでちょっと一息。お酒を飲めなくても大丈夫!
場内には、日本酒BARや、お茶席なるものが設けられていて、そちらで一休みすることが出来ます。
熱燗、京風だしわり・・・
授乳中じゃなくても元々日本酒は得意じゃないですが、
こんな寒い日はちょっと惹かれますね~~
とにかく寒い。
暖かいものが飲みたい!!
そう思って見ると・・・
ん!?
京風おだし!?
これは飲むでしょう!!
300円です。
もうね、飲んだ瞬間、フワーーーーッ!てなりました。
フワーーーーッ!て。(分からん)
暖かーいお風呂につかったような、じんわりとした幸福感・・・
一口飲むごとに、やさしいおだしの味が末端まで行き渡るようで、温まりました。
とっても美味しかったです。
お酒が飲めない方は、ぜひ!!このおだしを飲んで温まって下さい!!
長くなりましたのでいったんここで区切ります!
↓後編はこちら♪
実際に行ってみて超おススメな京町屋BARの情報もあるよ☆
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